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うつ病エッセイ 15.ゆずれないこと
 やりたいことが思い浮かばない。そんな毎日を過ごしていたが、ゆずれないことがいくつかあった。
 ここを妥協してしまうと、うつ病に負けてしまったような気がするから。

 一つ目は、朝起きたら洋服に着替えること。
 これは健康な人からみれば普通のことだが、うつ病患者にとっては小さな問題だと思う。
 起きているのが億劫で辛いため、必然的に横になっている時間が長くなる。昼間もウダウダと横になっているため、はっきり言って一日中パジャマのほうが楽かもしれない。
 でも、それをしてしまうと凄く「病人」って感じがして嫌だった。「私は病人なんです。」って自分で認めてしまう感じがして本当に嫌だった。だから毎朝目が覚めたら洋服に着替える。そして、その後すぐ横になろうが布団に入ろうが、とりあえず昼間は洋服で過ごしている。

 二つ目は、アコースティックギター。
 うつ病になる前から趣味でギターを習っていた。今でも毎週金曜日にレッスンがあるので、頑張って出かけるしたくをして、必死でレッスンをうける。
 気力のない状態で、ギターの練習をして毎週レッスンに通うのは、けっこうキツかったがなんとか続けている。
 周囲の人たちは、「辛かったら休めばいいのに。」と言ってくれるが、病気に負けたくないという一心で休まずレッスンに参加し続けた。
 こんな状態でレッスンにいっても、授業内容があまり頭に入らない日などもあったが、私にとってはレッスンに参加することに意義があったのだ。

 三つ目は、カイロプラクティック。
 こちらもうつ病になる前から通っていた。
 私は職業がら、一日中パソコン作業をしていたので、毎日肩こりや偏頭痛に悩まされる日々で、とても辛い思いをしていた。そこで、数年前からカイロプラクティックに通っている。

 カイロプラクティックといってもピンとこないかもしれないが、私がやってもらうのは、整体とマッサージ。骨格矯正をして体をほぐしてもらう。
「今では仕事もやめたし、病気で出かけるのも辛いんだから、行かなくてもいいのに。」と思うかもしれないが、うつ病の症状として、肩こりや頭痛、背中の痛みなどが出ていたし、なにより頭と首の不快感が強く出ていた。何か詰まっているようなスッキリとしない感じですごく辛かった。それを改善してもらうのに施術をしてもらうのが一番だった。
 そして、たまたま担当の先生が、うつ病に詳しく、私の病状をよく理解してくれていたため、変に気を張ることもなく、安心して相談事や施術を受けることができた。また病状にあう施術を行ってくれたこと。これは凄くありがたことだった。

 私はうつ病に苦しめられてはいたが、この三つは自分の中で譲れないこととして決めていた。この三つまであきらめてしまったら、私はただの「重度なうつ病患者」として家にいるしかないと思ったのだ。
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